


地域材を使うということは主に信頼性や環境面で外材よりも優れていると言え、近年の環境意識の高まりの中でユーザーにアピールできる要素がたくさんあります。
また、杉、桧と米松を比べると強度が劣るということはありますが、岐阜県では杉のスパン表ができたりと乾燥や寸法をしっかりすれば建築用材としての強度も十分あります。
また金額にも大きな差はなくなってきており、工務店側から見てもより使いやすく、より有益な商材になってきたと言えます。
外材は、輸入時に検疫を受けなければならず、薬品で防虫処理されたものもあります。
海外での伐採には無計画なものも少なくありません。
国内では森林法や行政、森林組合、業者の意識レベルの高さなどもあり、違法伐採はほとんどないと言われています。
土砂崩れや水の浄化など、適正に管理された山が多面的機能を果たすことは、その下流に住む町の人々の生活にも直接作用します。
合法ではあるが適正に管理されているか?
外材でそれを確認することは容易ではありませんが、国内ではトレサビリティ制度の整備や、誰が伐採し、誰が製材し、ということを遡るのが比較的簡単なため信頼性が高いと言えます。
輸送に関するCO2の発生量は、建てる家から150km以内の木を使った場合と北米材を使った場合を比べると、輸送中に排出するCO2は北米材の方が6倍多く、また北欧材は15倍にもなります。(ウッドマイルズ研究会資料より)
現在、日本に生えている木は、別の言い方をすれば、長い年月をかけて淘汰され生き残ってきた樹種、日本の風土に最も適した樹種だと言えます。