

水分を多く含んだ木材は、仕上げ後にも収縮が起こるため割れや狂いの元となります。人工乾燥により20%前後まで含水率を下げた木材はそれ以上急激に乾燥することはないので、より寸法安定性の高い木材と言えます。乾燥とモルダー仕上げを自社内で行うため、自信を持った製品をお届けできます。
木材製品の受注から納期までの時間はますます短くなってきています。規格品以外の木材に対しても、いつまでも待って頂くわけにはいきません。規格外製品を言えども、最短納期で建築現場作業に支障をきたさない事、それが山共のこだわりです。
人工乾燥の頭脳ともいえる『スケジュールプログラム』。私たちは一般的に配布されているプログラムに、更なる修正を何度もしてきました。この地域の木材、気温、湿度を考慮して創り上げた門外不出のこのプログラムこそ、私たちの努力の結晶であり、宝です。
もともと木材は1本1本含水率が違うのは当たり前。しかし製品にはばらつきの少なさが求められます。全体を蒸気で蒸した後に少しずつ水分を抜くことで、含水率を均一化した乾燥材が生まれます。
杉や桧には伐り旬というものがあり、10月から3月の冬場がその期間となります。気温が下がり、木の成長も一休みする時。
そのため木が地面から吸い上げる水分量も少なくなり、乾燥もしやすいのです。しかし現実的には木材は一年中必要とされています。水分の多い夏場の木材はカビが生える原因となったりもしますが、製材してからすぐに乾かすことにより、一年中いつでも出荷ができる体制を整えました。