2010年03月15日|志保の『田舎ワクワク楽しもう!』
今、軒下に梁丸太用の地松の在庫がたくさんあります。
松は冬に少しずつ買ったり伐ったりして
皮をザックリむき、タイコ(両端を切り落とした状態)にして乾かしておきます。
と言うのも
夏に切るとアオ(カビ)が入るからです。
他の樹種でも梅雨時などはカビが生えやすいですが
特に地松はそれが顕著に現れるのです。
不思議ですよねー。
考えてみるに
①単純に夏場のほうがカビが生えやすい環境(湿度・温度)という事。
②木は冬にはあまり水分を吸い上げず、夏はたくさん吸い上げるので
夏場に切る松は、丸太自体の含水率が高いからという事。
うーん。
どちらの理由も、どの樹種にもあてはまる理由ですよね。
ではなぜ松は特にカビが生えやすいのか?
社長曰く
「松茸もそうだけど、何かしら菌が繁殖しやすい性質なんだろう。。。」
なるほど。
マツヤニには栄養がありそうだしね。
Made by tomokoちゃんの梁丸太!
在庫に限りがございます。
お早めにお問合わせください。
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2010年03月09日|志保の『田舎ワクワク楽しもう!』
今日は1日中雨ですが
日本各地では雪が降ったりと、寒い日になりました。
今日は仕上げ作業(プレナー仕上げ)の機械の所にお邪魔しました。
マサキくんは忙しいにも関わらず
嫌な顔せずに爽やかスマイルをしてくれました!
製材機や送材機で挽いた木材は
繊維がケバケバしています。
それをこの4面プレナーで表面を削って
ツルっとした手触りに仕上げたり
大きさを均一にして梱包・出荷します。
この作業が言わば最終検品となるわけで重大な責任があります。
また納期が少ない場合など
どうしても1番バタバタしてしまいがちです。
いつも軽い身のこなしで頑張ってます。
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2010年03月06日|志保の『田舎ワクワク楽しもう!』
丸太は皮を剥かれ、角材をとり
あまった所で板や棒状の物をとり
もう何も製品がとれなくなった端材は、細かく砕かれチップとなります。
チップは紙の原料(パルプ)として出荷します。
チップになった破片が貯まる様子。
そして、丸太の第一段階で剥かれた皮(バーク)も引き取られ
堆肥になり自然に還ります。
またオガコさえも引き取られ
牛のトイレになり自然に還ります。
そう考えると木材はムダが全くない資源で
かつ循環型の資源ということがお分かり頂けますね。
今日は名脇役のバーク・チップ・オガコ3兄弟についてでした。
これからは工場内での様子もお伝えしていこうと思います。
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